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『人鬼血盟RPG ブラッドパス』 質疑応答

 この質疑応答は、『人鬼血盟RPG ブラッドパス』のプレイを円滑に進める目的において、コピーおよび無償で配布することを許可します。ただし、ファイル名および内容の変更は禁止します。
 なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、GMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。

(c)2019  Sei Karasuba / New Game Plus (c)アークライト/新紀元社

>>>2021/09/19更新分


■血威・特技について
Q:[戦闘不能]の[パートナー]は、《絶命共撃》(『BLP』P151)の効果で「手札を1枚捨てる」ことはできますか?
A:はい、できます。《絶命共撃》の「手札を1枚捨てる」効果は、あくまでも戦闘を継続しているキャラクターの《血威》の処理だからです。《絶命共撃》の[解説]に従い処理を行なってください。


Q:キャラクターの[手番]中に《千手読詰》(『SRN』P21)をして、そのキャラクターに[タイミング:攻撃]の〈特技〉を使用させることはできますか?
A:はい、できます。その場合、[手番]内でルールに則った[タイミング:攻撃]の〈特技〉と、《千手読詰》の効果による[タイミング:攻撃]の〈特技〉を使用することになります。「[手番]終了まで~~」とある〈特技〉の効果は、その両方に適用されます。


Q:〈無空の識〉(『GEC』P26)は[血戦]中でも使用できますか?
A:はい、できます。「[調査進行度]を即座に2点上昇させる」効果も発生します。基本的なルールに則っている場合はシナリオの進行に影響はありませんが、処理のみ行なってください。

■ルール運用について
Q:3人組の血盟の場合、連血鬼のキャラクターがもうひとりの吸血鬼の《血威》の手札を代わりに捨てることはできますか?
A:いいえ、できません。《血威》を使用するための手札を代わりに捨てることができるのは[パートナー]のみです。[パートナー]の定義については『BLP』P119を参照してください。


Q:[対象:単体(血盟)]の〈特技〉の対象に自分自身を選ぶことはできますか?
A:はい、できます。キャラクター自身も血盟に属しているため、血盟にのみ使用可能な〈特技〉や《血威》の対象となります。また、〈応急手当〉のように血盟への効果が増加する〈特技〉や《血威》も増加した後の効果を受けます。

>>2021/09/19更新分 ここまで


■キャラクター作成について
Q:PCの[過去]や[経緯]を決定する際、表にないオリジナルの内容を設定してもよいですか?
A:はい。GMの許可をとった上で、任意の内容を設定して構いません。


■特技・血威について

Q:[対象:2体]や[対象:場面(選択)]で[生命カードを破壊する]効果の〈特技〉を使用する場合、エネミー1体の[生命カード]を2枚以上指定できますか?
A:いいえ、できません。〈特技〉や《血威》の[対象]は、あくまでもエネミー(キャラクター)の人数を表わします。特技の対象となったエネミーの[生命カード]から1枚ずつを指定してください。


Q:火華の血威《百華斉砲》で〈特技〉を[対象:場面(選択)]にして複数のエネミーを攻撃した場合、〈火葬主義者〉の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。もともとが[対象:単体]の〈特技〉でも、他の〈特技〉や《血威》の効果で複数(2体以上)のエネミーを対象にした場合、条件を満たしたものとして効果を適用します。


Q:火華の血威《百華斉砲》で〈特技〉を[対象:場面(選択)]にしたうえでエネミー1体を攻撃した場合、〈火葬主義者〉の効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。たとえ〈特技〉の[対象]が[2体]や[場面(選択)]になっていても、実際に2体以上(複数)のエネミーを対象にしなければ、条件は満たさないものとします。


Q:火華の《百華斉砲》は、攻撃以外の〈特技〉を[対象:場面(選択)]に変更できますか?
A:はい。ただし、[対象:自身]および「対象:単体※」のように※がついたものは変更できません。


■ルール運用について
Q:[調査シーン]における[調査]で、[シーンカード]を使わずに手札からカードを出して[調査]を行なった場合、山札からカードを補充せずに[シーンカード]を手札に加えるのでしょうか?
A:いいえ。まず手札を補充してください。
 また、シーンプレイヤーが[シーンカード]を手札に加えるかどうかを選択するのは、[調査シーン]の最後です。[調査]を行ない、結果の確認と[調査進行度]の上昇、キャラクターの演出などが終わったら、[調査シーンの終了]で[シーンカード]を手札に加えるかどうかを判断します。


Q:「〈特技〉で破壊できる[生命カード]の数値に+nする」効果と、「〈特技〉と《血威》で破壊できる[生命カードの数値に+nする」効果は、異なるものですか?
A:はい。それぞれ効果が適用される範囲が異なります。
 たとえば「〈特技〉で破壊できる[生命カード]の数値に+1する」効果の〈攻めの姿勢〉(『BLP』P165)は、〈特技〉である〈武器攻撃〉には効果を発揮しますが、《血威》である《虚偽の針》には効果を発揮しません。
 これに対して「〈特技〉と《血威》で破壊できる[生命カード]の数値に+2する」効果の〈開戦の儀礼〉(『BLP』P169)は、〈特技〉である〈武器攻撃〉にも、《血威》である《絶命共撃》にも効果を発揮します。


Q:山札から出したカードがジョーカーの場合、そのカードのスートや数字は、カードを出した人が決めるのですか?
A:はい、カードを出した人が決めます。たとえば金愚の〈一か八か!〉で山札からジョーカーが出た場合は、そのプレイヤーがスートや数字を自由に決めます(当然、スペードやクラブなど黒のカードを指定できます)。逆に、エネミー特技の〈根源技:憎悪〉で山札からジョーカーが出た場合は、GMがスートや数字を自由に決めます。


■血威・特技について
Q:エネミー特技〈病理的観察癖〉(『BLP』P266)の「[対象の手札にある絵札、A、ジョーカー]の枚数」は、[ダメージ算出]時の枚数ですか?
A:はい、[ダメージ算出]時の枚数を参照して決定します。以降の、[ダメージ軽減]や[ダメージ適用]のタイミングで〈特技〉や《血威》を使用して[絵札、A、ジョーカー]の枚数が増減した場合でも、決定した値は変わりません。


Q:〈絶涙波濤〉(『SRN』P166)の「対象に[山札2枚](最大20)点のダメージを与える」のように、“最大n点”と指定のあるダメージは、山札から出したカードの数値と、その他の〈特技〉によるダメージ増加の数値を合わせて、上限が“n点”ですか?
A:はい、すべての〈特技〉の効果を合わせた上で、ダメージの最大値がn点となります。


■世界観について
Q:グールが夜者になることはありますか?
A:いいえ、ありません。「吸血鬼に大量の血を吸われた人間」は、「1:そのまま死ぬ」「2:グールになる」「3:夜者として蘇る」のいずれかになります。一度グールになれば、滅びるまで正気を失った怪物のまま人間を食い殺し続けます。


Q:業血鬼の犠牲者が夜者になることはありますか?
A:はい、あります。ただし、業血鬼といえども(グールとは違って)故意に夜者を作ることはできません。


Q:ブラッドパスを結んでいる人間が、“血の祝福”を受けて吸血鬼(貴種)となることはできますか?
A:いいえ、できません。ブラッドパスを結んでいる間、人間がパートナーを含むいかなる吸血鬼から“血の祝福”を受けても、けっして吸血鬼にはなりません。ただし、パートナーが死亡してブラッドパスが消失した後であれば可能です。


Q:ブラッドパスを結んでいる人間が吸血鬼や業血鬼によって殺された後、夜者となることはありますか?
A:はい、あります。ただし、もともと夜者が発生する確率自体が低いので、非常に稀なケースです。


Q:ブラッドパスを結んでいる人間が吸血鬼や業血鬼によって殺された後、屍鬼となることはありますか?
A:はい、あります。ただし、屍鬼はあくまでも人間を“素材の一部”として使った吸血鬼であり、死者がそのまま蘇るわけではありません。(本人や周囲がどう感じているかは自由に決めて構いません)。

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